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5・6年新野農産
における収穫体験
(総合的な学習の時間)

はじめにサトイモ掘りの体験をさせていただきました。サトイモ畑はほとんど収穫が終わっていて、1列だけ残していただいていたものを収穫する体験をさせていただきました。
 はじめに新野さんから芋の掘り出し方について説明していただき、3人1組になって収穫体験をしました。1人は芋の茎の根元近くに深くスコップを刺しこみ、体重をかけながら掘り起こします。残りの2人はスコップと反対側から茎を引っ張り、3人の力を合わせて芋の株全体を掘り起こしていきました。1つの株にたくさんの芋がついているのを見て、「おー!」と歓声上げながら掘り起こしていました。次に、子芋、孫芋を親芋から取り外してかごに入れていきました。
 次にサツマイモ畑に移動して収穫体験をさせていただきました。サツマイモ掘る要領は里芋掘りと同じです。3人1組になってスコップ係と引っ張り係に分かれ、力を合わせて芋掘りに挑みました。引っ張ってみると大きな芋がぞろぞろとついてきました。色もきれいで子どもたちは大喜び。でも、ゆっくり引っ張らないと長い芋が途中で折れてしまったり、芋ができている範囲が広いのでスコップで切ったりしてしまいました。慎重に収穫しないとだめだなということを学んだようです。 
 続いて、牛舎を見学させていただきました。牛舎には凡そ100頭の肉牛が飼育されていました。敷料には、わらともみ殻を使い、ふかふかにした状態になっていました。牛の飼料も、大豆、米、米ぬか、小麦粉、おからを発酵させたものなどが使われていて、栄養のバランスを考えて調合して与えてるとのことでした。近くで生産される食糧廃棄物などもできるだけ栄養価の高い飼料となるよう工夫して使うようにし、牛のたい肥だけでなくながめやまバイオガス発電所で生産される液肥も作物の肥料として無駄なく使い、資源をうまく循環させながら、安全で環境にもやさしい農業を志しているということを教えていただきました。